マゼンタ団Wiki

『忘却』の座に座したムゲンダイナはその終焉の記録を全ての知性体から忘却した。
それが3000年前のブラックナイト、全てを忘却した人間たちはムゲンダイナを倒し、二人の英雄を崇め王国を作った。

いつしか王は『支配』を求めた、自分の権力に溺れ、民を『支配』した。
いつしか英雄の相方だった『剣と盾』を影に追いやる様になってしまった。

『支配』に怯えた民達は反旗を翻した。
それは7日7夜まで続く『殺戮』の渦、『支配』を脱却しようとした人間たちの愚かなる足掻き。

『殺戮』も終わり、再び世界に『愛』が戻った。
憎しみだけじゃ何も得られない、『愛』こそが世界を導くのだと。

だがそれは『矛盾』した祈りだ、『矛盾』してしまった願いだ。
『愛』だけじゃ世界は変えられない、絶対的な力が必要だった。

人間達は自らが『支配』出来る生き物を探した。
それはポケモンだった、共に歩んでいたポケモンを裏切る行為を人間達は最も簡単に行った。

自分達が主であるかのように『刻印』を刻んだ。
隷属の証の『刻印』は今でもポケモンに深く根付いている。



神は人間を見捨てた。
愚かなる生き物である人間を見捨てた。

最後に招かれるのは裁きの『終焉』

結末を招く『神からの贈り物』

厄災とは即ち、堕ちた人間を淘汰する為の『神の裁き』そのもの。