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謎の存在
ボスライザを取り込んだ姿

真紅の髪に七色の瞳を持った世界を導く者、まさしく“救世主”
深層心理にて封じられていたもう一つの人格が現れ、その声は重なっている。

それは完全に人類を超越した存在、彼女自身がブラックナイトと呼べる存在になった。
手始めに行ったのは幼体だったムゲンダイナを急成長させ、実戦投入を行う事だった、恐らく自分自身がガラル因子を振りまける存在になった以上エネルギースポット発生装置としての役目は必要無いと判断したのだろう。


厄災の獣であるライザを取り込んだ事により、ライザが行なっていた妖術を使う事ができる。
しかし、まだ完全に力を解析した訳では無いらしく“影のザシアン等の伝説に語り継がれる者の複製は出来ない”
だが、何れその力は彼女に定着しガラル地方のみならず世界を危機に貶める事だろう。

その正体



それは魂の環を統べる王。7体存在する世界を脅かす厄災の獣の一柱。

魂を喰らい、輪廻の輪を私利私欲の為に扱う人類の敵…厄災、”支配の獣“。

10年前に少女の体に因子を残し、復活の時を狙っていた。

マゼンタ団が活動していた間には彼女の深層心理に語りかけ続け、英雄に対する憎しみを増加させ続け、復活のエネルギーになる為のムゲンダイナを生み出させた。
気付いた人も居るかも知れないがボスソニア博士誘拐作戦に関して乗り気では無かったが、後半戦ではライザが唆したのもあるがライザを取り込み、ソニアを誘拐すると言う行動に出た理由も魂環の王が狙うタイミングだったからこその行動だったのだ。
そう、元からライザ…基、愛欲の獣尾を狙っていた

同じ厄災の力を使えば本来の姿に戻る事は容易だからだ。

結末


蒼撃の剣、それは大いなる厄災に対抗する為にガラル王家が結成した組織
七番隊までの隊長には偽神の剣と呼ばれる人造兵器を持たされていた。

それはかつて起きた”ブラックナイト“のような厄災を止める為に作られた神の剣。

欠けた神の力を使用者の”命“を文字通り燃やす事で輝きを放つ剣。
幾ら人智を超えた化け物であろうと、神に匹敵する大いなる力を喰らえばひとたまりも無い。

魂環の王はアロンダイトアンタレス?に打ち破られた。
いいや、皆の協力があったからこそこの厄災を打ち破るに至ったのだ。
定着していない不完全の身体だった為、その魂は崩壊し二度と戻る事はない。



おめでとう、支配の獣は君達の手で打ち破られた。

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