企業にはそれぞれの役割を担う部署がある
人事部、経理部、整備部などなど例を挙げればキリがない
それのほぼ全てが優秀とされる人材で構成されているものの、今回はタイミングが悪かったようだ
厄災の研究や
アンタレス?の捜索などに大幅に人員を割いたために、
企業は人員不足に陥り、フリーな状態であったのは「社長」直属の部下数名だけだったのである
その1人のカペラ・フォーリエルはその状況をを理解しつつも動きが遅い数々の部署に苛立ちを隠すことができないでいた
結局は全て自分の元に仕事がまわってくる
彼女が優秀であるが故なのだが、その評価すらもプライドの高い彼女の苛立ちを増幅させる
最終的に戦闘部すら前線に出ないことを察してしまった彼女は渋々ながらもまどろみの森へと向かうのであった